私の正規のフルタイムジョブ、服飾バイヤーアシスタントは結構入れ替わりが激しい。
当時手伝ってくれていた女の子、“S”はユダヤ人の推定25歳

(毎日一緒に働く仲でもお互いに年齢を聞かないので実は年齢を知らない、ということはよくある。)

その彼女にプレス担当(パブリッシングのほうでは無く、スーツなどをプレスマシーンに挟んでシワをしっかり伸ばすほうのプレス。主にスーツの裾上げやお直し後の衣類の仕上げをします。)、タヒチ出身、推定年齢50オーバーの“J”
お熱を上げてしまった。

Sは骨組みがガッシリした造りで背も高く一見ごっつい印象を受けますが、ロングヘアー長いまつげ、出るところは出た豊満なボディークールビューティー

彼女は一人暮らしをしていましたが、自分は“スペシャル”なので トイレットペーパーから食料までご両親が届けてくれるため生活費は全くかからない、というプリンセスなお方。

仕事上ほとんど接点の無い二人なのですが、Jが会社内でSをみかけてビビビときた(古い?)んでしょうね。

ある日を境に朝出勤するとSのデスクにキャンディーが数個置かれているようになる。

最初は“だれ?”という感じだったのですが、すぐにキャンデーの出どころが明らかになる。

というのも、Jが彼の空き時間にSの机の側にやってきてキャンデーを手渡しついでに彼女をたっぷり眺めて帰っていくようになったから。

さて、私は愛は“国境、宗教、文化、年齢、性別を超える”と思っています。

ただ、

Sは“ドン引き”してしまった。

(多分Sも私と同意見だと思うのですが、生理的に合う合わないはやはりあります、、、。)

実はこの頃オフィスのリノベーションで私は彼女と別のフロアにオフィスを構えていたのでこの状況は人づてに聞いて

面白がっていた。

というのも、私もあまりJとは仕事上で接点は無いものの、お互い長い年月の間同じ会社に勤労を捧げた者同士、階段やエントランスで顔を合わせれば一言二言交わす仲。

一般的にちょっと的外れな気がする相手への恋心意外でしたが、彼がストーカーになったり、乱暴をはたらいたりする心配は無かったから。

ドン引きしたものの、Sにもそこら辺の彼の安全性は 直感的に分かったのでしょうか。

そこまで嫌悪感は募らせていないようで、事を荒立てるよりもしばらくそのまま泳がせて様子を見ようと思ったようだ。

さて、そんな日々が続いてヴァレンタインデーがやってきた。

まあ、なんとなく予測がつきましたがSのデスクの上にはちょっとしっかりした綺麗な箱にちょっとランクが上のキャンデーがヴァレンタインデー仕様で彼女を待っていた。

ただ、今まで面白がっていた私でさへ引いてしまったのが、その箱にキャンデーと一緒に

$100札が入っていた事。

これはどういう意味!?

$100て、大金

それを現ナマで彼女に贈るって、、、

やっぱり、お返しを期待してる?

お返しってなんだよ!?

Jの本心は“彼女が喜ぶプレゼントをしたいけど何を買って良いかわからない”。

だからこの形をとったんだ。

そうに違いない。

そうであってくれ。

 

でも、色々な憶測を産み出してしまうのがキャッシュの魔力

$100のワインを一本頂くのと、$100紙幣を手渡されるのとでは随分意味合いが違ってくる。

結局Sはお金はJに返しました。

(だよね、、、。)

ちょっと行き過ぎた感があったので男性の方が良いだろうという配慮から私の上司(男性)に事情を話してSからの希望もあり“穏便”に彼からJに話をつけてもらい、Jの失恋ということで幕が閉じました。

ある意味、一番もらって嬉しいのはキャッシュなんだけどね〜〜〜、、、。

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